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え!
歯の無いところにインプラントは間違い?

歯がないからインプラントをするんじゃないの?

安全、安心のインプラントとは、インプラントを安全に骨の中に埋めるだけでは達成出来ないことが理解して頂いたことでしょう。


ここではもう少し広く目を向けたいと思います。インプラントは歯を失った部分に行われます。インプラントが上手くいって無事に歯を取り戻したとしましょう。一見すると治療が成功した思われます。

歯科治療の成功というもう少し広い視点からこのことを捉えてみます。言い方を変えれば、インプラントの歯を無事に手に入れることが出来ましたが、歯科治療が成功したかどうか考えて見ましょう。

歯の無いところ_模型

2つのケースが考えられるでしょう。

1.
歯を失った部分だけの治療で完結する場合。

2.
残っている歯も含め、インプラント以外の治療が必要な場合。

インプラント治療はそれが目的ではなく、インプラントを手段として用いて、歯科治療を成功させることです。

図_2つの状態


1.
一本の歯を虫歯や外傷で失った場合などで、残存する歯や咬み合わせに問題が無い場合は、インプラントの成功が歯科治療の成功が歯科治療の成功となるでしょう。

2.
複数の歯を失った場合はどうでしょうか?
この場合は慎重に考えなければならないケースが多い様です。

インプラント_図_2つのケース

この場合考えなければならないことは、歯を失った部分以外にも異常が生じていないか診断する事が必要となります。
考えなければならない異常とは、残りの歯の虫歯や、歯周病だけではありません。歯を悪くしてしまったために、歯の位置が動いてしまったり、咬み合わせに異常が生じて、顎の位置が変わってしまうことも少なくありません。

困ったことに、これらの事は時間をかけて徐々に起きるので、自覚症状が無いことがほとんどです。

_MG_0022.JPGこの場合の治療とは、単に歯のない場所にインプラントを行うだけでは歯科治療として成功しません。口の中全体をしかっりと検査し、全体のバランスをしっかりと見据えて治療を行うことが、歯科治療としての成功です。
全体を見て治療を行わなければ、インプラントが長持ちしないばかりか、次から次へと他の歯が悪くなって、いつも何処の歯を治療していて通院が終わりません。こうして、いつまでたっても治ったといえる日が来ないのです。




失った歯を取り戻すことが出来るのがインプラント治療です。ではインプラントを失う原因は何でしょう?
この原因を考えることがインプラントには大切です。
なぜなら、歯を失う原因とインプラントを失う原因は、同様である場合が多いからです。
事故などの外傷で歯を失った場合を除くと、歯を失う原因は感染の2つの要素が考えられます。

  • 感染とは、虫歯と歯周病の原因となります。
  • 力とは、不適切な噛み合わせによる持続的な力で、歯と周囲組織を破壊する原因と成ります。

インプラントのの診断とは、インプラントを失わないようにするための診断も必要であると考えると、なぜ歯を失ったのかを考え、歯を失った原因を診断するすることも大切な診断項目なのです。

では、もう少し細かく考えてみましょう。

インプラント_図_2つのリスク

お口すすぎ_コップ感染が原因で生じることは、虫歯と歯周病があげげられます。
インプラントは人工物なので、虫歯になることはありません、すなわ、インプラントを虫歯が原因で失うことはありません。しかしインプラントだけを考えるのでは無く、口全体の健康と考えた時には、残存する歯に虫歯がある場合には、適切な治療を行う必要があります。
 未治療の虫歯がインプラントの埋入手術に際し創面への感染のリスクに成ることも考えられるため、術前に虫歯の治療を行う必要があります。

 また、虫歯で歯を歯を失った人は、口腔ケアの方法に問題がある可能性が高いので、口腔ケアの見直しを行うことが必要でしょう。

治療準備 次に、インプラントと最も関係の深い歯周病のことについて考えてみたいと思います。
インプラントに大きく影響を与える項目の1つに歯周病があります。また、インプラント治療を希望する人は、歯周病が原因で歯を失った患者さんが多いのです。

なぜ歯周病で歯を失ったか、歯周病で歯を失って何が起こったかををもう少し詳細に考えてみましょう。